トレーラー


狩猟をされている方から、軽自動車のジムニーで牽引できる小型カーゴトレーラーが欲しいとご要望いただきました。
ちょうど農耕用トレーラーとして使用され、放置されていたカーゴトレーラーの写真を見せた所、大変気に入って頂いたためレストア作業に取り掛かります。

今後の流れ
・ドラムブレーキの固着でタイヤが回転しないため、足回りのオーバーホール
・連結部分に慣性ブレーキが付いているが、動作不明&登録時に面倒なので撤去
・連結棒を切断、新規に交換しヒッチカプラーを取り付け
・サンドブラストで錆&塗装の剥離と再塗装
・灯火類の取り付け&点検
・強度検討書の作成&ナンバー取得

本日、軽自動車検査協会に強度検討書一式を提出してきました。
32頁にも及ぶ書類を半月ほどかけて作成、参考資料として写真やトラクタ側の書類、ヒッチのカタログ等も添付しました。

審査には1週間ほどかかり、合格であれば車両を持ち込んでください。とのことでした。

発注していたステンレス製の荷台が完成したとの連絡を受けて、取り付けに行ってきました。さすがプロの仕事!図面通りぴったりのサイズで簡単に装着ができました。

前面反射器と車幅灯の取り付けステーも荷台についていますので、ほぼ車両としての必要な装備はできあがりました。

これで重量測定が可能になるため、強度計算書の作成ができます。

今まで装着されていたタイヤは5.00-10 4PRでしたが、かなり古くゴムも劣化していたため、タイヤを交換することにしました。

ホイールが10インチという、今では特殊サイズであるため選択肢はほとんどありません。
12インチにインチアップするという手段もありますが、荷台とのクリアランスや最低地上高、荷物の積み下ろしなどを考えると小径タイヤのほうが便利なため、ホイールはこのままでいくことにしました。

サイズは5.00-10もしくは145R10しかありません。バイアスタイヤ、ラジアルタイヤ、スタッドレスから選べば必然と決まってしまいます。冬にも出かけることが多いため、今回はスタッドレスの145R10 6PRに決定しました。

耐加重もアップし着々と進化しています。

リア周りをカーボン調シートで包みました。
登録検査に向けて灯火類をすべて取り外しクリーニングしたついでに、リアバンパー?も外して加工しました。
基本的に上面はステンレスの荷台が載りますので、後ろ面を注意して加工しました。

まぁ、素人加工ですが上出来だと、自己満足しています。

まずは軽自動車検査協会の結果ですが、書類に関しては数値が未記入の部分があるものの全体的にはOK!ただ、今年の8月から1号様式と2号様式の書式が変わったため、準備していた書類では受け付けることができないので、新しい書式で提出とのこと。

電気自動車などに対応するために「電気装置」の項目が増えたようです。

すべての書類をパソコンで作成しているため、新しい様式の書類を購入しその書式で作り直しました。

#最初の電話でかなり難しいと言われたのは、担当者によると、
「トレーラーをナンバーなしで引っ張っていて警察に注意され、慌ててナンバーを取得しようとする人が増えている。書類も無いので強度計算をするように言っても、まずナンバーを取得するまでに至らない」
とのこと。
しかし、今回持っていった書類を見て「これなら計算ミスなどがなければ大丈夫では?」との事でした。

続いて、先日入手したバイク用のワイヤーです。
アウターが137cmです。ノーマルのサイドブレーキワイヤーよりかなり長いですが、取り回し方法を変更するためこの長さにしました。
タイコも反対側のネジ部分もノーマルワイヤーと同じ雰囲気です。
上手く行けばポン付け、もしくは若干の加工で取り付けできそうです。


サイドブレーキレバー側は完全ポン付けでOKでした。リア側もほぼポン付けですが、きちんとフィッティングさせるためアウター取り付け部分の穴を少し広げました。
また、ノーマルに付いていたスプリングもホームセンターで新しいもの(若干サイズアップ)を購入しています。


ワイヤーの取り回しはこんな感じです。

自作トレーラーの組立車登録について電話してみた。
強度計算書等の準備中である事を伝え、書類を見ていただけるかを問い合わせた所、快くOKを貰った。

最後に一言・・・
「7月の法改正以降、当検査協会では1台も登録できていませんので覚悟して来てください」
との事・・・・

とりあえず作りかけの書類を持って、行ってみよう!

このトレーラーに使われているスプリングはリーフでもコイルでもありません。ラバースプリングが装着されています。
強度計算書類を作成しているのですが、どうしてもラバースプリングの強度計算方法が理解できず、某大手ボートトレーラーショップに助けを求めました。「ラバースプリングの形状を写真添付してね!それを見て計算方法のフォーマットを送るよ!」と、とても心強い返事を頂きました。

現在、写真を送り返答待ちです。

この車種のサイドブレーキにはワイヤー式ドラムブレーキが装備されています。このワイヤーが固着しまったく動かなかったため、取り外しました。

車両メーカーは現存していないため、代品を探しバイク用のブレーキワイヤーが流用できそうでしたので発注しました。

それまでの間、臨時に取り付けたワイヤーが写真のワイヤー、ダイソーで購入した自転車リア用150cmをカット&加工しています。
ワイヤーの線径が細いため、強度計算をクリアできないようです。(自転車用ですからね・・・・)

一応、ブレーキレバーを引くと車輪がロックしますので、パーツが届くまでの臨時に装着しておきました。

まずは足回りの整備を行いました。
グリスだらけの作業となりましたので写真を撮影できませんでした^^;

タイヤは珍しい5.00-10 4PRを履いていますが、検査までには交換予定です。5.00-10 6PRまたは145R10辺りのスタッドレスを考えています。ホイールも変えたいのですが、PCD 120という特殊サイズ?なのでなかなか見つかりません。

ハブ内部は想像したよりきれいな状態でした。前オーナーは淡水使用であったようで、錆びや腐食はほとんどありません。
ベアリングに若干ガタがあったため、ベアリングを発注する事とし、とりあえずグリスアップしておきました。

ホーシング・下回りパーツは防錆剤入りの自動車用シャシーブラックで塗装しました。

#足回りに関しては一級整備士監修のもと作業しています^^;